2026年産の新米は"旧米"より安いふるさと納税 4 サイト・3 万件超の 1kgあたり単価(円/kg)で検証(2026年9月19日 時点)
2026年9月19日時点、2026年産の新米(令和8年産)の1kgあたり単価の中央値は ¥2,700。 令和7年産の"旧米"は ¥3,167 で、新米のほうが 14.7% 安い。
- ①対象は楽天・Yahoo!・ふるさとチョイス・Amazon の 38,486 件(新米 20,570 / 旧米 17,916)。タイトルに書かれた年産で分けて集計。
- ②サイト別では 4 サイト中 3 サイトで新米が安い。容量帯を揃えても 4/4 帯、銘柄を揃えても 8/8 銘柄で新米が安い。
- ③これは 2026年9月19日 時点の掲載価格の集計で、今後も同じ差が続く保証はない。個別の返礼品は 1kgあたり単価と発送時期で選ぶ。

SECTION 01サイト別:4 サイト中 3 サイトで新米が安い
| サイト | 新米 中央値 | 旧米 中央値 | 差 |
|---|---|---|---|
| 楽天ふるさと納税 | ¥2,700 | ¥3,200 | -15.6% |
| Yahoo!ふるさと納税 | ¥2,500 | ¥3,200 | -21.9% |
| ふるさとチョイス | ¥2,700 | ¥2,750 | -1.8% |
| Amazon | ¥3,300 | ¥3,000 | +10% |
4 サイトのうち、返礼品の数が多い楽天・Yahoo!・ふるさとチョイスでは、いずれも新米の中央値が旧米より低くなっています。一方 Amazon だけは逆で、新米 2,697 件の中央値 ¥3,300 に対し、旧米 2,100 件は ¥3,000(+10%)。Amazon は件数が他の 3 サイトより少なく、品揃えの構成も異なるため、この記事では「3 サイトで新米が安く、Amazon は例外」と読みます。
SECTION 02容量帯を揃えても、新米が安い
今回の集計(単発・年産表記あり)では総量が大きい帯ほど中央値が低く出るため、「新米は小分けが少ないから安く見えるだけでは?」という疑問が出ます。そこで単発配送の返礼品を総量で 4 つの帯に分け、帯ごとに新米と旧米を比べました。
| 容量帯(単発) | 新米 中央値 | 旧米 中央値 | 差 |
|---|---|---|---|
| 5kg未満 | ¥4,000 | ¥4,444 | -10% |
| 5〜9kg | ¥2,800 | ¥3,200 | -12.5% |
| 10〜19kg | ¥2,350 | ¥2,900 | -19% |
| 20kg以上 | ¥2,117 | ¥2,650 | -20.1% |
SECTION 03銘柄を揃えても、新米が安い
銘柄によって単価の水準は大きく違います(同じ 10kg でも銘柄で数千円の差)。そこで単発・非ブレンドで、新米・旧米の両方に 200 件以上ある銘柄だけを取り出し、銘柄ごとに比べました。
| 銘柄 | 新米 中央値 | 旧米 中央値 | 差 |
|---|---|---|---|
| コシヒカリ | ¥3,000 | ¥3,400 | -11.8% |
| あきたこまち | ¥2,133 | ¥2,750 | -22.4% |
| つや姫 | ¥2,600 | ¥3,000 | -13.3% |
| はえぬき | ¥2,100 | ¥2,600 | -19.2% |
| ななつぼし | ¥2,600 | ¥3,200 | -18.8% |
| ゆめぴりか | ¥2,700 | ¥3,600 | -25% |
| 雪若丸 | ¥2,333 | ¥2,550 | -8.5% |
| ミルキークイーン | ¥2,600 | ¥3,400 | -23.5% |
SECTION 04なぜ新米のほうが安いのか
事実:令和7年産の卸価格は令和3年産以降で最も高く、ピークから下がり続けている
農林水産省の「米の相対取引価格・数量」(令和8年7月分)によると、令和7年産米の年産平均価格は 35,451円/玄米60kg(速報値)で、令和6年産の 25,179円から +10,272円(+41%)。令和5年産(15,315円)、令和3年産(12,804円)と比べると、令和7年産がいかに高い水準で取引されてきたかが分かります。
一方で令和7年産の月別価格は、2025年9月の 37,058円をピークに下がり続け、2026年7月は 32,486円(ピーク比 −12%) でした。令和8年産(2026年産)の相対取引価格は、この記事の集計時点ではまだ公表されていません。
考えられる要因(仮説)
- 1旧米の寄付額は高値の時期に決められ、そのまま掲載が続いているものがある。ふるさと納税の寄付額は頻繁に改定されるとは限らず、卸価格が下がっても掲載価格が追随しない返礼品が残る。
- 2新米の寄付額は 2026年夏以降に設定されている。令和7年産の卸価格がピークから下がった後の水準を前提に、新米(予約受付を含む)の寄付額が決まっている可能性がある。
どちらも集計結果と矛盾しない説明ですが、個々の返礼品の価格がどう決まったかまでは分かりません。この差が今後も続くかどうかも分かりません。「2026年9月19日時点の掲載価格では、新米のほうが安い」という事実の範囲で受け取ってください。
SECTION 05新米の1kgあたり単価が安い順 TOP10
2026年9月19日 時点で、新米(令和8年産)の単発配送の返礼品を 1kgあたり単価(円/kg)が安い順に並べた上位 10 件です。4 サイト横断・週次更新。価格・在庫は変動するので、クリック先の返礼品ページで最新の内容を確認してください。
SECTION 06判定方法と注意点
- •対象:2026年9月19日 時点でふるさと単価が掲載している 4 サイトのお米返礼品 59,197 件(同一商品の重複は代表 1 件に集約)。
- •新米/旧米の判定:返礼品タイトルの表記で判定。「令和8年産/2026年産」があれば新米、「令和7年産/2025年産」があれば旧米(「新米」の語より年産の明記を優先)、年産が無く「新米」とだけあるものは新米。年産も「新米」も書かれていない 20,711 件は集計に含めていません。
- •単価:寄付金額 ÷ 総量(kg)。中央値で比較(極端に高い・安い返礼品の影響を受けにくいため)。
- •容量帯・銘柄・TOP10:条件を揃えるため単発配送のみ(配送回数が 2 回以上のもの、またはタイトルに「定期便」とあるものは除外)。定期便は全体・サイト別には含みますが、容量帯・銘柄・TOP10 からは除外。
- •更新:週次で集計し直します。数値は掲載価格の変化で動きます。
SECTION 07よくある質問
2026年産の新米はいつごろ届きますか?
旧米(令和7年産)をあえて選ぶ理由はありますか?
定期便の新米は最後まで新米ですか?
1kgあたり単価はどう計算していますか?
📝 この記事のまとめ
- 1.2026年9月19日時点、新米(令和8年産)の1kgあたり単価の中央値は ¥2,700、旧米(令和7年産)は ¥3,167(-14.7%)
- 2.サイト別・容量帯別・銘柄別に揃えても、おおむね新米が安い。例外は Amazon
- 3.背景には 令和7年産の卸価格が令和3年産以降で最も高い水準からピークアウトしている事実がある(農林水産省)。ただし個別の価格決定までは分からない
- 4.選ぶときは 1kgあたり単価と発送時期の両方を見る。差が続くかは保証されない
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